いい動画を見つけたので共有します。
日本国有鉄道 大隅線 鹿屋駅 国鉄バス
鹿児島県で3番目に人口の多い街、鹿屋市には、1987年まで国鉄大隅線が通っていました。大隅線の拠点駅である鹿屋駅は、なぜか「超」がつくほどきついカーブ上に位置しており、通る列車はヘアピンカーブを徐行しながら走っていました。
これはスイッチバック構造だった駅を無理やり作り替えたためです。初代鹿屋駅は2代目駅よりも鹿屋の市街地に近い場所に、大隅鉄道の手によって建設されました。しかし高山・串良方面と高須・古江方面とを行き来するには必ず鹿屋駅で進行方向を切り替える必要があり、手間がかかっていました。
大隅鉄道が国に買収され、軌間が国鉄線に合わせられるのに伴い、鹿屋駅のスイッチバックも解消することになりました。スイッチバックをなくしつつできる限り初代駅に近い位置に2代目駅を造ろうとした結果、極めて急なカーブになったのでした。
1987年に大隅線は廃止されましたが、当時のヘアピンカーブは大部分が道路として残っており、当時の線路跡をたどることができます。
0:00 鹿屋にも鉄道があった
1:22 さびれた商店街
3:09 初代・鹿屋駅
5:24 スイッチバックの解消
6:24 2代目・鹿屋駅
8:29 キハ20
10:51 急カーブの廃線跡
この動画では、フリー動画サイト「DOVA Syndrome」からダウンロードした以下のBGMを利用しています。（作曲家名は敬称略）
World Heritage 作曲：雨宮
https://dova-s.jp/bgm/play3881.html
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