青春18きっぷの歴史について、小学生でもわかるように解説。
普通列車乗り放題、しかもJR線全線という、まさに最強ともいえる切符だが、その歴史は国鉄時代の約40年前にさかのぼる。
1982年、「青春のびのびきっぷ」という名前で国鉄全線の普通列車乗り放題切符が登場。
国鉄は色々とお金の面で苦しかったため、旅行向けに色々と企画きっぷを考案。
そんな中、お金があまりないが、時間に余裕のある学生層をターゲットに発売。
以後、「青春18きっぷ」に名前を変えてJRとなった今に至る。
ただ、国鉄がJRに切り替わると、赤字のローカル線は第三セクターなどに移行。これらでは、青春18きっぷが使えなくなった。
さらに、近年は新幹線の開業で、並行在来線が第三セクターに移行するところが続出。これらの路線でも青春18きっぷが使えなくなっている。
今後は使えるエリアの範囲が狭くなる見通し。