2022年は、国内に鉄道が開通してから150周年を迎える。
それを記念し開催された、旧国鉄時代からの電車の撮影会に、鉄道ファンは…。
密着した。
29日朝、品川駅の臨時ホームに現れたのは、特急踊り子号として活躍し、2021年3月に引退した電車「185系」。
乗り込んだのは、カメラを持った鉄道ファンたち。
電車が向かった先には、旧国鉄時代に寝台列車ブルートレインなどをけん引したEF65・66がずらり。
ファン歴20年・20代参加者「胸が躍るような、跳んで喜びたくなるような感覚でした。SNSの間でも、かなり話題になってました」
JR東日本は29日、鉄道開通150周年を記念し、その鉄道の歴史を共に歩んできた品川駅で、往年の鉄道車両の撮影会を開催した。
この日のために、国鉄時代から活躍した車両を集め、ヘッドマークも埼玉県の鉄道博物館に所蔵されている当時のものを装着した。
感染対策のため、少人数・複数回の開催となった今回の撮影会。
コロナ禍での開催にあたり、JR東日本東京支店 田町運転区・近藤智英助役は「屋外でやるイベントであることや、人数をあらかじめ指定して、少人数で実施するということで、今回の開催を決定することができた。値段や時間帯を考えて、どういった反応があるのか正直不安だったけども…」と話した。
この撮影会の参加費用は、2万7,000円。
それでも、先着260人の枠は、予約開始からおよそ3分で埋まったという。
ファン歴7年・20代参加者「終始、テンションは高かったと思います。(車両を)並べてもらえるんだったら、2~3万くらい、いいかなと思って」
JR東日本は、今回の反響を受け、今後も鉄道にちなんだ客を楽しませる企画を行っていきたいという。
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