【2023年3月18日実施】JR東日本が2023年春のダイヤ改正を発表(2022年12月16日ニュース)

【2023年3月18日実施】JR東日本が2023年春のダイヤ改正を発表(2022年12月16日ニュース)
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JR東日本が2023年春のダイヤ改正を発表しました。
 JR東日本は、今日16日、2023年3月18日にダイヤ改正を行うと発表しました。上越新幹線の速達性・快適性向上や特急列車の着席サービス向上を中心としたダイヤ改正を実施します。
 上越・北陸新幹線では、最高速度が引き上げられます。上越新幹線(大宮~新潟間)と北陸新幹線(大宮~高崎間)が、時速240kmから時速275kmへ向上することにより、所要時間が短縮します。また、上越新幹線からはE2系が撤退し、全列車がE7系に統一するということです。
 高崎線特急には、快適性・利便性向上のため、E257系リニューアル車両が導入されます。特急「草津」は、列車名を「草津・四万」に変更し、全車指定席として着席サービスを向上します。平日に運転している特急「スワローあかぎ」については、列車名を「あかぎ」に変更し、平日・土休日ともに新たな着席サービスを導入するということです。これにより、これまで活躍してきた651系はダイヤ改正前日の3月17日をもって定期運用を終えることとなります。
 東海道線特急「湘南」は、平日の夕通勤時間帯に東京~平塚間で増発されます。
 このほか、首都圏を発着する特急列車の利便性が向上します。特急「ひたち」は全列車が品川駅発着となり、特急「ときわ」は全列車が柏駅に停車することとなります。中央線特急では、新宿駅終着となっている特急「かいじ2号」「あずさ16号」を東京駅終着に変更します。また、JR・東武直通特急の特急「日光1号」は、利用しやすい時刻へと変更します。
 そして、JR東日本では、京葉線の幕張豊砂駅と田沢湖線の前潟駅を開業します。京葉線には、新習志野~海浜幕張間に「幕張豊砂駅」を開業します。武蔵野線直通列車を含む京葉線の各駅停車が停車するということです。
 南武支線では、朝の通勤時間帯に増発されます。小田栄駅6時50分発尻手行きを新設するということです。
 東海道線では、「快速アクティー」が廃止されます。2本あるうち、1本は上野駅始発の普通列車に変更し、もう1本は運転を取りやめます。
 横須賀線では、新型車両「E235系1000番台」が追加投入されます。最終的には基本編成51本・付属編成46本を導入する予定で、E217系が置き換えられることとなります。
 青梅線では、青梅~奥多摩間においてワンマン運転が始まります。E233系4両編成により実施され、全てのドアから乗降可能です。また、青梅駅で系統分割されることとなります。
 中央快速線から青梅線・五日市線へ直通する「ホリデー快速おくたま・あきがわ」は、運行系態が変更します。「ホリデー快速あきがわ」は運転を終了し、「ホリデー快速おくたま」は青梅行きとなり、青梅~奥多摩間は臨時列車としての運転となります。
 日中時間帯を中心に約7割の普通列車がワンマン運転になるということです。
 水郡線では、水戸駅17時24分発常陸大宮行の列車を土休日にも運行することにより、すべての列車が全日運転となります。また、常陸大宮~上菅谷間では上り列車1本が増発します。
 JR東日本でのダイヤ改正は、土休日ダイヤが3月18日、平日ダイヤが3月20日に実施されます。最終的な運転時刻は、来年2月25日発売の「JR時刻表3月号」に掲載される予定です。

◆JR東日本 プレスリリース
https://www.jreast.co.jp/press/2022/timetable/